マンガで学ぼう!

IT業界のステップアップ、スキルアップ、知っておきたい事などを
わかりやすく噛み砕いて説明されたマンガです。

IT初心者マンガ

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第3回  プログラマになりたいと思ったら、何をしよう?

新くん:「僕、プログラマになりたいです!でも、なる前に何をしたら良いのかわかりません。先生!教えてください!」

先生:「そんなにあせることはないよ!プログラムはプログラマになってから、徐々に勉強すれば良いのだよ!必要なのは、これからプログラマになるにあたっての心構えだよ!プログラマにとって、「向上心」「ポジティブ」「コミュニケーション能力」の3つはとても大切なことだと言われているんだ。わからないことは調べてみて、そして作り上げてやる!という意思を強く持つことが大事。それに作り上げた後に喜びを感じることが出来ればすぐに立派なプログラマになれるだろう。この意思は、常に持ち続けることが大事なんじゃ。」

新くん:「心構え…?それだけで良いのですか?」

先生:「そうじゃな。この意思さえあれば、きっとプログラマになれる!しかし、しいて言えば、コンピュータに興味を持つことも大切かな。」

新くん:「興味あります!パソコンについての本でも買ってみようかなぁ。」

先生:「じゃぁ、少しだけコンピュータについて考えてみよう。それから、本を買うと良いゾ!」

先生:「第一回目の『プログラマとは?』で、コンピュータは『計算をする機械』なんだと言ったの覚えているかな?」

新くん:「覚えてます!!数字だけではなくて、画像や文字などのデータの処理も行なう機械なんですよね。」

先生:「偉い!よく覚えているね。そう。データの処理などを行う機械で、現在身近によく使われているコンピュータには何があると思うかね?」

新くん:「ん〜、パソコン、携帯、テレビ、リモコン」

新くん:「ん〜、パソコンに、携帯、テレビに…、リモコン」

先生:「そうそう。たくさんあるだろ?じゃぁ、それらコンピュータはどんな構成でできているのか考えてみよう。」

先生:「通常、コンピュータはたった1つの部品からできているわけではないよね?大小さまざまないくつかの部品が組み合わされて、1つのコンピュータができている。それに、ただの機械がコンピュータと呼ばれるためには、次の5つの機能(装置)をもっているんだ。その機能(装置)は、人間の持つ機能と少し似ているんだよ!」

先生:「1.入力装置。これはコンピュータにデータなどの情報を外部から伝える機能で、人間の持つ機能のなかでは、景色や音や匂いなどの情報を入れる目や耳、鼻などにあたる。」

先生:「2.演算装置。計算やデータなどの処理を行なう機能で、人間の持つ機能のなかでは、計算したり話をまとめる脳にあたる。」

先生:「3.制御装置。命令されたことを整理し、他の機能に指示をする機能で、人間の持つ機能のなかでは、手足を動かすときなど、各機能に指示をする脳にあたる。」

先生:「4.記憶装置。沢山の情報、データを記憶する機能で、人間の持つ機能のなかでは、予定などを記憶する脳にあたる。」

先生:「5.出力装置。記憶された情報を外部に伝える機能で、人間の持つ機能のなかでは、人に伝えたり、文字を書いたりする口や手などにあたる。」

先生:「このように各コンピュータにはそれぞれ人間のように重要な役割があり、それを「コンピュータの5大要素」と呼んでいる。5大要素はもちろんパソコンにも備われているから、プログラムを組む上で自然と使われているぞ。」

新くん:「なんだか、コンピュータって人間みたいですね!面白い☆」

先生:「『面白い』と思えたならよかった!興味があればもっと勉強すると、知識がついて役に立つぞ!もし、『面白い』と思わなくてもプログラムを作る上で意識しなくても問題ないから大丈夫だよ。しかし、基本的な部品の動作と役割について知っておくと、プログラムの仕組みや動きを考える時に役に立つときもあるぞ!」

先生:「っきも言ったように、プログラムはプログラマになってから、徐々に勉強すれば良いのだよ!必要なのは、プログラマになってからのの心構えだね。新くんに1つ良いことを教えてあげよう☆会社の中には、入社後に研修制度がある職場もあるんだ。だから、就職活動で研修制度のある職場を探すのも良いと思うぞ! 」

新くん:「頑張って、研修制度のある会社を探して就職します!」