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IT業界のステップアップ、スキルアップ、知っておきたい事などを
わかりやすく噛み砕いて説明されたマンガです。

IT初心者マンガ

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第7回  プロジェクトの流れ

先輩:「プログラマ以外の役割は、プロジェクトの流れと照らし合わせながら説明しよう!」

新くん:「おっ、お願いします。」

先輩:「プロジェクトでは、いくつかの工程に作業を分割し工程ごとに作業を進めて行くんだ。例えば、この図のように工程を『調査・分析』→『要件定義』→『基本設計』→『詳細設計』→『開発』→『試験』といった形に分割して順番に進める。」

新くん:「う〜ん。すごく難しいですね!」

先輩:「そうだねぇ。じゃぁ、例をあげてみようか!ファミリーレストランで考えてみよう。」

先輩:「左から『食べに来るお客さん』『材料を集めるマスター』『栄養を考えてレシピを作る栄養士さん』『レシピにそって料理をするコックさん』『味見をするオーナー』『料理を運ぶウェイトレスさん』」

お客さん:「すっ、すみませ〜ん。カレー注文したいのですが…。。。」

マスター:「今日はたくさんの具がご用意できます。魚介類、牛肉、豚肉、鶏肉、きのこ、野菜色々ありますが、どれにいたしますか?辛さも調節できますよ!」

お客さん:「魚介類、牛肉、豚肉、鶏肉、きのこ、野菜・・・」

お客さん:「野菜と魚介のトッピングもできますか?辛さは甘口が良いです!」

マスター:「もちろん!お任せください。では、野菜と魚介のトッピング甘口で承りました。」

マスター:「オーダーはいりま〜す。野菜と魚介のトッピング甘口ひとつ。」

栄養士さん:「この魚介に合うこの野菜とこの香辛料にしよう。」

栄養士さん:「りんご、マンゴー、オニオンパウダー、ガーリックパウダー、トマトパウダー、ナス、ピーマン、ズッキーニ、イカ、ホタテ…できた!!!」

栄養士さん:「このレシピでお願いします。」

コックさん:「かしこまりました!」

コックさん:「出来上がり☆」

オーナー:「どれどれ」

オーナー:「ウマい!!!」

ウェイトレスさん:「お待たせしました。魚介&野菜カレーの甘口でございます。」

お客さん:「ウマい!!!」

先輩:「と、このようにファミリーレストランでは、分担で仕事があるでしょ?こんな感じでプロジェクトも工程に分かれて順番に作業をしているのだ。」

新くん:「なるほど!流れ作業みたいですね!」

先輩:「そうだね!仕事の流れを追って、さっきの図とくらべてみよう!」

先輩:「まず、調査・分析→要件定義→基本設計を見てみよう」

先輩:「まずは、調査・分析 →要件定義を見てみよう」

新くん:「調査・分析→要件定義・・・と。」

先輩:「次に基本設計→詳細設計だね!」

先輩:「マスター栄養士さんに注文を伝えると、栄養士さんはその注文のものを作るために、まず基本となる材料を考えていたね!これが、基本設計という工程。 それから、どのように作るか詳細を決めてレシピを作成した。ここが詳細設計という工程だよ!この工程はほとんどが、プログラマから成長したシステムエンジニアが設計するんだ。」

新くん:「なるほどな!基本設計→詳細設計・・・と。これって、何を作るときでも大切ですね。」

ラッパーくん:「コックは、レシピ通りに料理を作ったね。そして、完成された料理をお客さんに届ける前に試食する。つまり、詳細設計を基に作成するのが開発の工程。 この開発が終わり、要望が叶えられたかどうかチェックを行う。これが、試験の工程だよ!この工程を行なうのがプログラマなんだ。」

SE:「システムエンジニアが基本設計基本設計→詳細設計」

ラッパーくん:「プログラマが開発→試験」

先輩:「こんな感じで、プロジェクトは各工程ごとに分かれて行われているだよ!わかったかな?」

新くん:「少しイメージわきましたぁ!ありがとうございます!」