IT業界のステップアップ、スキルアップ、知っておきたい事などを
わかりやすく噛み砕いて説明されたマンガです。
新くん:「先生〜!お久しぶりです。」
先生:「おぉ!新くんじゃないか!久しぶり。」
先生:「元気そうだね!ところで今日はどうしたんだい?」
新くん:「僕、IT業界で働き始めたもののわからない言葉が多すぎて・・・。」
先生:「そりゃぁ、みんな初めはわからないことなんて沢山あるさ!わからなくても、人に教えてもらったり、調べたりして、知ろうとすることが大切なんじゃよ!」
先生:「よし!今日は、『インターネット』について学ぼう!」
新くん:「先生!よろしくお願いします。」
先生:「日ごろからよく耳にするインターネット。新くんは、インターネットって何のことかわかるかな?」
新くん:「ん〜。ホームページのことですよね?テレビ番組表とか天気予報とかニュースとかが見れたりする・・・。」
先生:「では、新くんが思っているインターネットとホームページは同じということかな?」
新くん:「同じ意味だと思って使っていたけど、違うんですか?」
先生:「確かに一般的には、最近は同じ意味で使われていることが多いようだ。でも、実際の意味は違うんだよ。」
新くん:「インターネットとホームページはイコールじゃない!?」
先生:「まず、インターネットを説明する前に、ネットワークとは何かを知らなければならない。コンピューターネットワークって何かわかるかな?」
新くん:「ネットワークって、日本語にすると・・・"繋がり"ですか?」
先生:「ほうほう。」
新くん:「じゃぁ、コンピューターネットワークは、コンピュータとコンピュータの繋がり?」
先生:「よい回答だね。そう。ネットワークという言葉自体は、"繋がり"という意味をもつ言葉。だから、コンピュータ業界以外でも使われるんだ。コンピュータの業界でのネットワークと言えば、複数のコンピュータがお互いの情報をやり取りする仕組みのことをさすんだよ。」
先生:「インターネットというのは、そのネットワークを世界全体の規模で通信できるようにしたものだ。」
先生:「一方、先ほど新くんが言ってたホームページというのは、ウェブサイトのトップページを本来指すものであるが、ホームページ=ウェブサイトという認識が広がったので、ウェブサイト・ホームページのどちらを使っても伝わるようになったのじゃ。」
新くん:「なるほどなぁ・・・。」
先生:「つまり、"ウェブサイト"というのは、"インターネット"と同じ意味ではなく、"インターネット"のうちの一つの機能に過ぎないんだよ。」
新くん:「インターネットのうちの一つの機能なのかぁ。」
新くん:「ということは・・・。僕も、“インターネット”を間違った意味で使っていたんですね!」
先生:「どうやら、そうみたいだね。」
先生:「ウェブサイトを閲覧するためには、専用のソフトが必要なんだ。その専用ソフトのことを"ウェブブラウザ"と呼んでいる。新くんは知っておるかな?」
新くん:「ちょっと僕にはわかんないです・・・。」
先生:「最も有名なウェブブラウザは、Windows OSに標準で利用できる『Internet Explorer』なんだ。他のブラウザでは、『Firefox』、『Netscape』、『Opera』、『Safari』などがある。」
新くん:「ちょっと僕にはわかんないです・・・。」
新くん:「あっ!僕は『Internet Explorer』使ってます!他にも種類がそんなにあるんですね!?知らなかったなぁ。」
先生:他のブラウザでも見てみると良いよ!」
新くん:「勉強になったなぁ。こんど、他のブラウザでも見てみよう♪」
先生:「今日はこのくらいにしておこうかな。次は「インターネットの仕組み」について学ぼう!また次回お会いしましょう♪」